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国際機関の限界とその他のセクターと大切なこと(と私が思うこと)

途上国開発に対して、国際機関ができることは限られています。万能な機関なんてそもそもあるはずがないです。

国際機関は欠点もたくさんあります。メディアを通じて、官僚主義、前例踏襲主義、無駄な経費など、たくさん弊害があると聞いています。

また、同じように企業やNGO、途上国政府ができることも限られています。BOPが全ての問題を解決するはずもありません。

それは、日本政府が日本社会にできることは限られていていること、企業だけでも日本社会が豊かにならないことを考えるならば、当然です。

大切な事は、

全てのセクターを健全に発展させること、
現地の人たちの意思決定を尊重すること、
イニシアティブをとれる人をたくさん創ること、


だと私は思います。

これは、途上国でも日本社会でも当てはまることだと思っています。ですので、究極的には、途上国の問題に取り組むことと日本社会の問題に取り組むことは同じだと思っています。
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| 独り言 | 00時29分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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実務と研究の両立できる職種ってあるのか

やっぱり物事を知っているだけでは何にもならない気がします。

Mary Beardというイギリスの教授は、Action without study is fatal. Study without action is futile.(学習を伴わない行動は致命的である。行動を伴わない学習は無益である)と言ったそうですが、本当にそうだなと思います。

私は、知識だけだと面白いとは全く思わないし、正直虚しく感じることすらあります。だから、大学では理論よりも応用に近い分野を専攻しました。今の働いている組織も、行動だけはなく研究や「学習」も強いと見なされている組織です。

ただ、それでも職種で制限されてきます。いくら「アクション」を伴なう実務組織に居ても、職種によっては完璧に「机上の空論」みたいなことをやったりもするわけです。それにちょっと疑問を覚える自分がいることも確かです。

ひとりの人間が両方やるのって難しいのだろうかと思う今日この頃です。

| 独り言 | 01時03分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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国際機関の若手スタッフに求められること

ずいぶん前にDCの国際機関キャリア相談会に参加しました。その時にIFCのシニアの方が、国際機関で成功するのに求められる能力ということにコメントをしていました。

若手と中堅に分けてアドバイスを下さいました。

日本だと何なのでしょうか?若手だと、「ホウ・レン・ソウの徹底」とか「細部へのこだわり」とかになるのでしょうか。ちなみに、私も短かったですが日本の会社に在籍していた時には、その辺を徹底的に教え込まれました・・・

で、ちなみに今回挙げられた能力は、

若手だと、

「仕事が早い」、「仕事が丁寧」、「仕事が独創的」


でした。

中堅に対しては、

「経験を積む」(恐らく現場の経験や、マネジメントの経験、等色々を指すのではないかと思います)、「Networkを通じて解決策を考える」

でした。

日本のそれと共通している項目もありますが、面白いなぁと思ったのは、若手への「仕事が独創的」という点と、中堅に対しての解決をするのに「ネットワークを活用すべき」、という点があげられたことです。

なぜ独創的な仕事ができることが評価につながるのかということを、短い間ですが働いてきた期間を振り返ってみると、うちの組織だと前例も大切だけれども、それ以上にプロジェクトがいかに革新的(Innovative)であるかという点が評価される面があることからではないかと思います。

一方で、中堅層はネットワークを活用すべきというアドバイスは、欧米型組織では、知り合い同士が助けあうというか、インフォーマルな関係から仕事をするというか、そういういった面が強いからではないかと思います。その辺をうまく表現できないのですが・・・

なにはともあれ、上記の3点を心がけて仕事をしていきたいと思います。

| 働き方 | 20時38分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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IFCが提供する金融サービス(自己勘定融資)

IFCという国際機関について勉強しようと思い、メモを書いています。IFCとは、世界銀行グループの中で、プライベートセクターを対象に融資を行っている機関のようです。

で、数回に分けてIFCが提供する金融サービスについてまとめていこうかと思います。間違っていたりする点があればご指摘頂けると幸いです。

第一回目は、自己勘定融資(Loans for IFC's Own Account)

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1: 自己勘定融資(A ローン)
【償還期間・金利】
IFCは、開発途上国の民間セクター・プロジェクトに対して固定・変動金利の融資を自己勘定で実施。ローンの償還期間は通常、7年から12年。また、プロジェクトによっては、もっと長期の融資や据置期間を設けることができ、償還期間が20年に及んだ例もある。

IFC は商業ベースで運営されているため、IFCの投融資は営利目的のプロジェクトだけを対象とし、市場金利が適用される。

【融資対象】
①途上国の新企業と拡張プロジェクトの両方
②仲介役を務める銀行、リース会社、その他の金融機関

②は、顧客(多くは中小企業や特定のセクターに照準を合せた)への転貸を目的としたクレジットライン方式で融資)。こうしたクレジットライン方式の融資で実施される。

【拠出額の限度額】

①新規プロジェクトの場合:他の民間投資家の参加を促すため推定総コストの25%まで。(但し小型プロジェクトであれば35%までが認められることがある)

②拡張プロジェクトの場合:プロジェクトコストの50%まで。ただし、IFCの投資額がプロジェクトを実施する企業のキャピタリゼーション(自己資本+長期負債)の25%を超えてはならない。

③Aローンは 一般に100万ドルから1億ドルの範囲で行われている。

参照先(日本語):http://www.ifc.org/ifcext/tokyo.nsf/Content/IFC_Loans
参照先(英語):http://www.ifc.org/ifcext/about.nsf/Content/IFC_Loans
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感想は、意外ですね、コストの全額融資とかしないのですね。あと、キャピタリゼーションの25%以下ってのはサスティナブルな融資のように感じます。国際機関は、援助ばっかりというイメージでしたが、全く違う印象を受けました。

| 用語・まめ知識 | 01時41分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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